【ママチャリから乗り換えて得られた5つの自由|人生がちょっと変わる話】

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導入:そのチャリ、本当に満足してる?

「まあ、移動できればいいし……」と、いつからか惰性でママチャリに乗ってる人、多いと思う。わかる。だって安いし、どこでも手に入るし、雨ざらしでも「まあいいか」で済む気楽さ。

でも、ある日ふと見たYouTubeが2013年のツール・ド・フランスの動画だった。毎日200km程の距離を高速で駆け抜けていく選手を見て「スポーツバイクってこんなに速いのか!?」と衝撃を受けた。

それと同時に感じたもう一つの感情

「この7kmの通学は何故こんなにしんどいんだ?」

筆者の大学までの通学は片道7km、国道からキャンパスまでラスト800mは登坂。最初はママチャリで頑張ってたけど、坂道は立ち漕ぎ必須、スピード出ない、尻が痛い。

しかし、その日から私の自転車人生は加速した。ママチャリ→ルック車→クロスバイクへと進化する中で、手に入ったのは単なる“移動手段”ではなく、“自由”そのものだった。

今回は、ママチャリからクロスバイクに乗り換えて得られた「5つの自由」を紹介する。これを読めば、今すぐ自転車屋に行きたくなる。(はず)


1. 【時間の自由】通学時間が圧倒的に短くなった

まずこれ。とにかく速い。

ママチャリだと7kmに35〜40分かかってた通学が、ルック車で30分、クロスバイクにしたら25分を切るように。

しかも息はそれほど上がらない。なぜなら、車体が軽い・ギア比が最適・タイヤの転がり抵抗が少ない……など、全てがスピードのために作られているから。

「通学時間って、短くなると自由になる」──これは実感して初めてわかる。空いた時間で朝ゆっくり支度したり、コンビニ寄ったり、精神的にも余裕が生まれる。

結果、朝イチの講義で爆睡する確率も大幅ダウン(個人差あり、筆者は寝た)。

しかも、クロスバイクは思っている以上に安定している。細いタイヤ=不安定という先入観があるかもしれないけど、ちゃんと空気圧を保っていればむしろスイスイ進む。


2. 【体の自由】軽く漕げて坂が怖くなくなった

ママチャリで坂道に挑むのは、言ってみれば“登山 with 冷蔵庫”だ。

重い車体、ワイドすぎるハンドル、意味あるのか不明な変速機構。

でもクロスバイクに乗り換えた瞬間、坂が「うわ、ムリ」から「まあ、いけるかも」くらいに変わる。ギア比が適切だから、脚の力を無駄にせず回せる。

筋トレ感ゼロ、までは言わないけど、“気持ちよく汗をかける”レベルにはなった。

体に余裕があると、メンタルにも余裕が生まれる。坂道の手前で「うわ、またか……」と憂鬱になる時間が減り、行きたい場所にスッと向かえるようになる。

これは通勤や通学だけでなく、休日の行動範囲にも大きく影響してくる。


3. 【心の自由】遠回りしたくなる自転車なんて初めてだ

ママチャリで「ちょっと遠回りして帰ろう」なんて考えたこと、ない。

でもクロスバイクにしてから、少しだけ遠回りするのが楽しくなった。夕暮れの川沿いとか、風の気持ちいい並木道とか、気づけばペダルを踏んでいる。

あの感覚は“通勤”でも“運動”でもなく、もう“散歩”に近い。走ることそのものが楽しいから、「寄り道」が自然と増える。

特に気持ち良かったのが、夏の夕暮れ時。ジリジリする日差しが落ち着いてきた頃に、風を切って進む感覚はもう最高。

お気に入りの音楽を耳に(骨伝導ね)風景とシンクロさせながら流してると、ちょっとしたドラマの主人公気分。これはマジで体験してほしい。


4. 【行動範囲の自由】片道10kmが「全然行ける距離」に

クロスバイクに乗るようになって、「10km」が一瞬で身近になる。

最初は「片道10kmってヤバくない?」と思ってたけど、20〜30分で着くなら全然アリだと気づく。しかも、しんどくない。

気がつけば、最寄りのイオンじゃなくて2駅先の大型モールまで行ってたり、ちょっと離れた美味いラーメン屋を開拓しに行ったりしてる。

さらに、輪行バッグを使えば電車+クロスバイクで小旅行もできるようになる。近くの温泉地や海辺の町も、“日帰りでサクッと”の範囲に。

自転車が「行ける範囲」を広げてくれるというのは、間違いなく自由だ。


5. 【お金の自由】意外とコスパいいことに気づく

「スポーツバイク=高い」ってイメージ、あるよね。実際、ママチャリの2〜3倍はする。

でも!よく考えてみてほしい。電車賃やバス代が浮く、移動にかかる時間も短縮、通学に使う靴の減りも遅くなる。

さらに、クロスバイクはちゃんとメンテすれば10年選手もザラ。初期費用が高くても、長く乗れて維持費もかからないなら、ランニングコストは実はママチャリ以下だったりする。

筆者は最初、3万円のルック車に手を出したが、ママチャリとの大きな差をそこまで感じられなかった。結果、5万円のクロスバイクを買い直し、ようやく本当のコスパに気づいた。

「最初からクロスにしとけばよかった」と思うことになるとは。


結論:「自由」が欲しいなら、クロスバイクに乗ってみて

ママチャリが悪いとは言わない。でも、「これで満足してる?」と聞かれたら、多くの人は「うーん……」と唸るはず。

クロスバイクに乗り換えて感じたのは、「移動手段が変わると、生活も変わる」ということ。

時間・体・心・行動範囲・お金──気がつけば、あらゆる面で“自由”が手に入ってた。

もし今「移動がダルい」「通勤通学がしんどい」「休日が退屈」なんて感じてるなら、一度試してみてほしい。

ちょっと良い自転車が、人生の景色を変えてくれるかもしれない。


おまけ:最初の一歩を踏み出すあなたへ

「でもクロスバイクって色々種類あるし、パーツの名前もわからんし、結局どれ買えばいいのよ」ってなるのもわかる。

安心してほしい。最初の一台は“見た目が気に入ったやつ”でいい。

とにかく「乗ってみたい」と思えることが大事。その気持ちがあれば、メンテも続くし、パーツの意味も後から理解できる。

そして、できれば最初は自転車屋さんの実店舗で相談しながら買おう。ネットよりちょっと高くても、正直それ以上のサポートがついてくる。

人生の新しい扉、クロスバイクで開けてみよう。

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